オススメ草コインーVeChain (VET)
VeChain (VET)
- 時価総額:
- ¥8210.56億
- 時価総額ランク :
- 20位
- 24H取引量:
- ¥2874.24億
- 24H変動額:
- ¥ +3.94
- 24H変動率:
- +45.52%
製品の追跡・管理を可能にするB向けのブロックチェーンxIoTのソリューションを提供
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- 主に商品の物流を行うサプライチェーン向けのブロックチェーンソリューションを提供している。
- 大手のサプライチェーン企業においては、製品の製造から店舗への配送の間において、受け渡しや管理が多数の企業によって行われるため、その品質管理を行い、各状況を追跡することは難しく、偽造品等が出回る自体が発生している。
- VeChainのブロックチェーン技術とRFID等のICチップを組み合わせることで、製造から、輸送状況、品質管理、販売管理などのデータの追跡・管理が可能。
- このように製品の状況をブロックチェーン上に記録して管理することで、最終消費者の手元に渡った商品が、誰に生産され、どのような経路で販売されたのかが簡単にわかるようになり、製品の安全性や品質維持、個体の管理が容易になる。
- VeChain自体は、イーサリアムベースのブロックチェーンであり、ERC20トークンである。
- 通貨単位はVETとなる。
- 発行上限枚数:873,378,637 VET
ブランド品等の製品偽造を防止することができる
- 高級ブランド品の偽造品による被害は4500億ドルを超えると言われており、ルイ・ヴィトン中国法人などの一部の企業は、革製品にICチップを埋め込み製品の管理実験を行っている。
- Vechainの技術を活用することで、製造から店舗に商品が並ぶまでの工程を全て追跡することができるため、確実に本物の製品であると証明することができ、偽造品防止に役立つ。
- また、高級ブランド品に限らず、農産物、自動車、酒類等についても同様に生産から消費者にわたるまでの工程を管理することができるため、偽造品を防止することができる。中国のスーパでは、実際にVeChainのシステムが導入され、スーパーに並んだ商品を専用の機器にかけると、「いつどこでだれが」作ったものか、その場で分かるようになっている。
中国政府と正式にパートナーシップを結んでおり、中国の経済特区(貴安新区)で利用されている
- 貴安新区は、中国経済特区であり、最新のAIやIoT、クラウドコンピューティングなどを用いた最先端の都市構築を目指している。
- VeChainは、この貴安新区のパートナーとして認定されており、銀行などの機密性の高い分野の記録文書を管理する等の実証実験を行っている。
有力企業と多数の提携実績がある
- VeChainは、BMW、ルイ・ヴィトン、PwC、PICC(中国大手の保険会社)、オックスフォード大学、Microsoft、Kuehne & Nagel(世界最大の貨物会社)など、様々な分野の大手企業と提携を結んでいる。
- ファッションアパレルメーカー大手H&M傘下の自社ブランドがVechainのシステムを使った 製品管理のテスト を行う等、実際に実証事件が進んでる。
- 2021年4月には、クラウドベースの顧客管理ツールを提供する会社Salesforce.com(時価総額22兆円、20年にはビジネスチャット「Slack」の買収で話題に。)が、VeChainのBaaSソリューションである「ToolChain」の導入を決め、「VETのユーティリティを飛躍的に向上させる」とした。
独自のコンセンサスアルゴリズムはPoA(Proof of Authority)採用
- PoAとは、「マスターノード」と呼ばれる代表者にすべてのマイニングの権限を与えるコンセンサスアルゴリズム。マスターノードは、VeChain財団の厳格な審査基準に寄って選出される。
- マスターノードは、独断でマイニングを行うわけではなく、マスターノード間の投票によってマイニングが行われる。そのため、PoW(Proof of Work)のようなマイニング競争が起こらず、処理時間も短い。
- マスターノードになるためには、2500万以上のVET保有、専門分野でVeChainプロジェクトへ貢献できることの証明、個人情報の開示など、厳しい審査がある。
VeChain(VET)とThor Power(THOR)の2つのトークンを発行
- VETは、企業がVeChainのブロックチェーンを活用して決済する際の通貨として利用するトークン。
- THORは、VET保有者に与えられるスマートコントラクトを実行するためのGAS(手数料)であり、1日1VET当たり0.00043THORが配布される仕組み。
- この配布レートはVeChainのネットワーク状況に応じて投票が行われ、再調整される仕組み。
Sunny Lu(CEO)
- ルイ・ヴィトン中国のCTO,CIOを歴任し、IT部門を率いていた経験を持つ
- 2015年にVeChainを共同創業し、CEOに就任
VeChain財団
- 2017年7月にシンガポールに設立された非営利団体
- 「VeChainの開発、VeChainのガバナンスに関する取り組み、透明性の確保」を目的として掲げており、VeChainプロジェクトとのスポンサーとして活動を行っている
これまでの実績
- 2016/6 VeChain v0.1がリリース
- 2016/9 Kuehne & Nagel(世界最大の貨物会社)との提携を発表
- 2016/11 VeChain v2.0がリリース
- 2017/5 VeChain v3.0がリリース
- 2018/1 中国のタバコ企業2社と提携発表。またNTTドコモが行なう第5世代移動通信方式の利用シーンの創出のための取り組み「ドコモ5Gオー
プンパートナープログラム」に参加を表明
- 2018/1 リブランディングを発表。「VeChain(VEN)」→「VeChain Thor(VET)」へと名称変更を発表
- 2018/2 BMWと提携を発表
- 2018/6 メインネットへの移行完了
- 2018/9 中国の大手電気自動車メーカーBYDが、VeChainプラットフォームを利用した二酸化炭素排出量削減のための新たなプロジェクトを発表
- 2018/11 ファッションアパレルメーカー大手のH&Mグループの自社ブランド「Arket」が、製品および製品データの安全な追跡に、VeChainのブロ
ックチェーンでテストランを行った
- 2018/11 ブロックチェーンによるパイロットテストを行なうため、中国大手のエネルギー企業2社とパートナーシップ契約を締結
今後の将来性
中国規制当局:テンセントやアリババ、仮想通貨プロジェクト「VeChain」を含む197のブロックチェーン関連企業を認可
VeChainがNTT docomo「5Gオープンパートナーシッププログラム」へ参加
世界4大会計事務所PwC:VeChain(VET)運営企業の株式を取得
VeChainが日本の有名茶園と提携 生産者追跡が可能な商品のプロトタイプを発売
VeChainがドイツ最大の鉄道貨物ロジスティクス企業DB Schenker社と提携
VeChainがTUV Saarland認証を取得、世界初の5つ星ブロックチェーンサービスプロバイダーに
オーストラリアの靴メーカーがVeChain(VET)を採用してNikeライセンスのスニーカーを認証